しがない宇宙船
18禁の内容を含む記事もあるので18歳未満の方はエロイラコーナーには行かないようにお願いしますねbこのブログの記事の内容で何か問題がありましたら法的な手段をとる前に事前にコメント欄などで教えてください、すぐに削除させていただきます。リクエスト等は受け付けておりませんすみません;荒らしは入室拒否させていただきますm(__)m
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mission1「狂気の生体実験者ミケダ」編 其の8b
ドゼ総務が話を進める。
「今朝のあの生物だが・・・合成生物・・・つまりキメラであることがわかった」
「キメラ・・・ですか」
「二人とも知っての通り、生物の合成研究はニア・ギツエの承諾をうけている機関のみが手を出す事を許されている」
「確か合成研究の承諾をもらっている機関って6つくらいしかなかったですよね?」
「ウム、そしてそれらの機関には既に確認してみたが、どうやらどの機関も全く心当たりが無いらしいのじゃ」
リコナがそれは当たり前だろうと言う態度で発言した。
「まあ、それはそうでしょうね。合成研究の施設は緊急事態に即座に対応出来るように色々設備が整っていますし。第一、合成獣の脱走なんて今まで過去1度も無いですしね」
「ウム、そして作り出さなければ合成獣なんてものは生まれはせん・・・となると一番考えられる可能性は、合成獣を生み出す知識を持った者がそれ相応の施設でニア・ギツエには無断で合成獣を作り出し、社会に放っているという線が高い」
ドゼ総務が真剣な面持ちで言う。
「この事件は今朝の一件で片付いた・・・ということではないってことですか。」
イブキが少し不安げにシド総務に質問する。
「ウム、事実このコカーヤモタウンから北東に位置するアコンの村でも今日、この事件と似たような事がおこっておるのじゃ、幸い死人はでておらんが重傷者、軽傷者あわせて16人もでておるそうなのじゃ」
「そんな!?1日で16人も・・・はやくアコンの村に誰か派遣した方がいいんじゃ!!」
イブキはいてもたってもいられないという感じでシド総務に発言する。しかしドゼ総務は慌てるふうでもなくイブキに言った。
「そこは安心していいぞいイブキちゃん。すでに30分前に機動課の者を2名派遣しておる。上手く行けば1日で事件は片付くはずじゃ」
「そうですか・・・」
「とりあえず二人には今朝の事件を担当してもらっておったからこの情報を耳に入れておこうと思ってのぅ・・・引き続きこの事件について何か頼む事になるかもしれん、ということを伝えたかっただけじゃ」
イブキはやっと少し安心したようだった。
「はぁ・・・そうですか。まあ、私たちも、もし本当に合成獣を放っている人間がいるのだとしたら許すわけにはいかないのでいつでも力をお貸ししますよ」
「ほっほ!さすがイブキちゃんじゃわい頼りになるぅ~。チューしてあげようかのう」
「本気で勘弁して下さい(棒読み)」
「へ・・・へへっ!照れ隠しの仕方がシビアだから本気でいやがられているように見えてしまうのぅ」
「それではドゼ総務、話が終わりのようなら僕達はこれで帰らせていただいてよろしいでしょうか?」
「ウム。すまんのぅ時間を取らせてしまって、それでは帰ってゆっくり休んでくれ」
「はい、それでは失礼します」
二人は総務室を後にした。イブキは退室時までずっと軽蔑したまなざしでドゼ総務を見ていた。
「今朝のあの生物だが・・・合成生物・・・つまりキメラであることがわかった」
「キメラ・・・ですか」
「二人とも知っての通り、生物の合成研究はニア・ギツエの承諾をうけている機関のみが手を出す事を許されている」
「確か合成研究の承諾をもらっている機関って6つくらいしかなかったですよね?」
「ウム、そしてそれらの機関には既に確認してみたが、どうやらどの機関も全く心当たりが無いらしいのじゃ」
リコナがそれは当たり前だろうと言う態度で発言した。
「まあ、それはそうでしょうね。合成研究の施設は緊急事態に即座に対応出来るように色々設備が整っていますし。第一、合成獣の脱走なんて今まで過去1度も無いですしね」
「ウム、そして作り出さなければ合成獣なんてものは生まれはせん・・・となると一番考えられる可能性は、合成獣を生み出す知識を持った者がそれ相応の施設でニア・ギツエには無断で合成獣を作り出し、社会に放っているという線が高い」
ドゼ総務が真剣な面持ちで言う。
「この事件は今朝の一件で片付いた・・・ということではないってことですか。」
イブキが少し不安げにシド総務に質問する。
「ウム、事実このコカーヤモタウンから北東に位置するアコンの村でも今日、この事件と似たような事がおこっておるのじゃ、幸い死人はでておらんが重傷者、軽傷者あわせて16人もでておるそうなのじゃ」
「そんな!?1日で16人も・・・はやくアコンの村に誰か派遣した方がいいんじゃ!!」
イブキはいてもたってもいられないという感じでシド総務に発言する。しかしドゼ総務は慌てるふうでもなくイブキに言った。
「そこは安心していいぞいイブキちゃん。すでに30分前に機動課の者を2名派遣しておる。上手く行けば1日で事件は片付くはずじゃ」
「そうですか・・・」
「とりあえず二人には今朝の事件を担当してもらっておったからこの情報を耳に入れておこうと思ってのぅ・・・引き続きこの事件について何か頼む事になるかもしれん、ということを伝えたかっただけじゃ」
イブキはやっと少し安心したようだった。
「はぁ・・・そうですか。まあ、私たちも、もし本当に合成獣を放っている人間がいるのだとしたら許すわけにはいかないのでいつでも力をお貸ししますよ」
「ほっほ!さすがイブキちゃんじゃわい頼りになるぅ~。チューしてあげようかのう」
「本気で勘弁して下さい(棒読み)」
「へ・・・へへっ!照れ隠しの仕方がシビアだから本気でいやがられているように見えてしまうのぅ」
「それではドゼ総務、話が終わりのようなら僕達はこれで帰らせていただいてよろしいでしょうか?」
「ウム。すまんのぅ時間を取らせてしまって、それでは帰ってゆっくり休んでくれ」
「はい、それでは失礼します」
二人は総務室を後にした。イブキは退室時までずっと軽蔑したまなざしでドゼ総務を見ていた。
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