しがない宇宙船
18禁の内容を含む記事もあるので18歳未満の方はエロイラコーナーには行かないようにお願いしますねbこのブログの記事の内容で何か問題がありましたら法的な手段をとる前に事前にコメント欄などで教えてください、すぐに削除させていただきます。リクエスト等は受け付けておりませんすみません;荒らしは入室拒否させていただきますm(__)m
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mission1「狂気の生体実験者ミケダ」編 其の9b
リコナ宅 19:00
「はい、お待たせ。私直々のカレーライスよ、ありがたく食べなさい」
「ありがとう、イブキ・・・いつもすまないね」
ニア・ギツエから帰宅したリコナはイブキに夕食を作ってもらっていた。2ヶ月前まではご飯を姉のツシイが作っていたのだが、ニア・ギツエの特別任務でしばらく家に戻れそうにないので変わりにご飯を作ってあげてくれと頼まれたイブキがリコナにご飯を作ってあげているのである。ちなみにリコナは極度の料理音痴で放っておくとインスタント食品ばかり食べてしまう傾向にある。
「うん。美味しいね、姉さんより上手いと思うよ。」
「ありがと。でも、それツシイさんがいる前では言わない方がいいかもね。確実に逆鱗に触れるから・・・そして多分、怒りの矛先は私に来るから」
「だろうね・・・まあ、姉さんがいるときにそんなこと言うほど僕も馬鹿じゃないよ」
二人はそんなたわいもない話をしながら夕食をすませた。食事を終えたイブキがふと今日の事をつぶやいた。
「それにしても今日の事件、少し特殊な感じだったわよね」
「そうかな?今まで今日以上に危なかった事件なんかちょくちょくあった気がするけど」
「いや、そうじゃなくて・・・なんて言えばいいのかなぁ・・・私たちが解決する事件って相手が人間か危険だと指定されている生物じゃない?合成獣・・・つまりキメラなんて相手にするのも初めてだったし・・・ねぇ」
「ああ、そう言う意味。確かにそういう風にみれば特殊だね、いままで合成獣が世に放たれた・・・なんて事件はなかったからね」
「そうそう。しかも誰かが放っている可能性が高いって言ってたし、犯人の目星も全くついてないんでしょ?この事件・・・結構複雑な事になるんじゃないかなぁ」
イブキがため息まじりに言う。この手の事件は時間が経てばたつほど凶悪化し被害者も増えていくケースが多い・・・イブキからため息が漏れるのもわかる。
「ぼやいても仕方ないよ・・・アコン村の方の事件も1日あれば片付くみたいな事言ってたし。そこらへんから新しく情報が出ない限り、僕達にはどうしようもないよ」
「そうねぇ・・・うん、悩んでても仕方ないよね。さてと・・・そろそろ私は帰ろうかな」
時計を見れば時間はもう21時といったところだ。さすがに女性の1人歩きは危なくなる時間帯だ。
「それじゃ送っていくよイブキ」
「すぐそこなんだけど・・・いつもいつも送ってもらって悪いわね」
リコナとイブキの家は歩いて2分程度しかかからない超近所なのだ。
「悪くはないよ。ご飯をわざわざ作りに来てもらってるんだし。イブキの場合送っていかなくても全然余裕だと思うけど・・・こういうところきちんとしてないと姉さんがうるさいからね」
「そ・・・そう。ご飯をわざわざ作りに来てあげてる人に対して少し失礼な気がしないでもないけどまあ、ありがとう」
それからイブキを家まで送ったリコナは家に帰り、明日に備え眠りにつくのであった。
「はい、お待たせ。私直々のカレーライスよ、ありがたく食べなさい」
「ありがとう、イブキ・・・いつもすまないね」
ニア・ギツエから帰宅したリコナはイブキに夕食を作ってもらっていた。2ヶ月前まではご飯を姉のツシイが作っていたのだが、ニア・ギツエの特別任務でしばらく家に戻れそうにないので変わりにご飯を作ってあげてくれと頼まれたイブキがリコナにご飯を作ってあげているのである。ちなみにリコナは極度の料理音痴で放っておくとインスタント食品ばかり食べてしまう傾向にある。
「うん。美味しいね、姉さんより上手いと思うよ。」
「ありがと。でも、それツシイさんがいる前では言わない方がいいかもね。確実に逆鱗に触れるから・・・そして多分、怒りの矛先は私に来るから」
「だろうね・・・まあ、姉さんがいるときにそんなこと言うほど僕も馬鹿じゃないよ」
二人はそんなたわいもない話をしながら夕食をすませた。食事を終えたイブキがふと今日の事をつぶやいた。
「それにしても今日の事件、少し特殊な感じだったわよね」
「そうかな?今まで今日以上に危なかった事件なんかちょくちょくあった気がするけど」
「いや、そうじゃなくて・・・なんて言えばいいのかなぁ・・・私たちが解決する事件って相手が人間か危険だと指定されている生物じゃない?合成獣・・・つまりキメラなんて相手にするのも初めてだったし・・・ねぇ」
「ああ、そう言う意味。確かにそういう風にみれば特殊だね、いままで合成獣が世に放たれた・・・なんて事件はなかったからね」
「そうそう。しかも誰かが放っている可能性が高いって言ってたし、犯人の目星も全くついてないんでしょ?この事件・・・結構複雑な事になるんじゃないかなぁ」
イブキがため息まじりに言う。この手の事件は時間が経てばたつほど凶悪化し被害者も増えていくケースが多い・・・イブキからため息が漏れるのもわかる。
「ぼやいても仕方ないよ・・・アコン村の方の事件も1日あれば片付くみたいな事言ってたし。そこらへんから新しく情報が出ない限り、僕達にはどうしようもないよ」
「そうねぇ・・・うん、悩んでても仕方ないよね。さてと・・・そろそろ私は帰ろうかな」
時計を見れば時間はもう21時といったところだ。さすがに女性の1人歩きは危なくなる時間帯だ。
「それじゃ送っていくよイブキ」
「すぐそこなんだけど・・・いつもいつも送ってもらって悪いわね」
リコナとイブキの家は歩いて2分程度しかかからない超近所なのだ。
「悪くはないよ。ご飯をわざわざ作りに来てもらってるんだし。イブキの場合送っていかなくても全然余裕だと思うけど・・・こういうところきちんとしてないと姉さんがうるさいからね」
「そ・・・そう。ご飯をわざわざ作りに来てあげてる人に対して少し失礼な気がしないでもないけどまあ、ありがとう」
それからイブキを家まで送ったリコナは家に帰り、明日に備え眠りにつくのであった。
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